beatdowner's blog

三十路男の断酒生活記です

断酒6日目:酒と自分

 

本日で断酒6日目を迎えた。

 

過去、酒での失敗は多々あり、友人、信頼、金、色々なものを失くしてきた。

帰ると言って帰らなかったり、誰かのせいにして夜通し飲み明かしたり

記憶のないところで喧嘩したり、記憶が無いことを当然のように扱ったり。

会社の資料を紛失し、インシデント扱いになったことも1度や2度じゃなかった。

得意げに「始末書の書き方なら教えてやるよ!w」 ってさ、今思えば笑えない。

家族や大切な人にも散々迷惑を掛けたし、時には全く知らない方をも巻き込み

問題を起こしたこともあった。

飲酒歴10年を過ぎても、度合は違えど何かしらの失敗、失態を繰り返していた。

 

そんな矢先、婚約中の彼女と酒が原因で激しい口論になった。

過去にも何度もあったが、おれは真剣に向き合おうとしていなかった(今思えば)。

しかしその時(今回の口論)ばかりは今までと様子が違ったし、自分の中でもいよいよヤバい

という空気が漂っているのを感じた。

このままでは結婚できない。結婚してもらえない。どうにかしなければ。。。

 

この時、生まれて初めて酒(アルコール)と自分について、これでもかというくらい考え抜いた。

平気で嘘をつき、酒の摂取量をセーブすることができず、記憶を失くしても飲み続ける。

飲める自分に酔っている。二日酔いは辛いが少し気分がいい。

多少迷惑を掛けても誰かがフォローしてくれるだろう、誰かのせいにすればいい。

酒の飲み比べなら負けない。かかって来い。訳わからんプライド。

終電逃したってタクシーで帰ってきたんだ、明日の朝キツイのはおれなんだからいいだろうが。

は?おれの心配なんかしなくていいから、勝手に寝てればいいだろ。

 

もっとあるが、今までのおれは差し詰めこんな調子だった。

これは病気だ。立派なアルコール依存症だ。

生まれて初めて実感した。そして酒を断つ決意を固めた。

もう悲しい思いはさせたくない。誰も傷つけたくない。裏切りたくない。

 

死ぬまで断酒を続けてやる。

まだ駆け出しの6日目。